2006年11月30日 (木)

淀川長坂の映画評2(ネタバレしてます)

薦められたので、「手紙」を観てきました。正直に言いますと、あまり感動しなかったです。兄弟愛を描いてるのはわかるんですが、発端の兄が犯した殺人は絶対あってはならないことです。いくら貧乏だからといって、強盗に入りますか?それなら咄家の大多数が強盗犯になっちゃいますよ。いくら優しい兄と弁護しても私は共感できませんでした。殺されたお婆さんの遺族の方に気がいっちゃうんです。むしろ「もう終わりにしよう」と言ったお婆さんの息子さんの方が立派だと思います。電気店の会長が「お兄さんの罪は自分だけでなく、周りの親族にも迷惑をかけていることだ」その通りだと思います。だから、なんでそこまで考えて行動しなかったのか残念です。私がパンティ盗んだら、師匠にも迷惑がかかるんです。被害者の立場から描いたら普通の作品になってしまうので、加害者の立場からというのはわかるんですが、昨今の殺人事件の多さに滅入ってしまってるので、過敏に反応してしまいました。身内を殺された方がこの映画を観てどう思うでしょう。決していい気分ではないと思いますよ。私は主人公の嫁はん役の中途半端な大阪弁に、いい気分ではなかったです。

2006年11月24日 (金)

淀川長坂の映画評

映画「ただ、君を愛してる」を観た。千日前国際シネマ、今どきこんなレトロな映画館が残ってたんやなあ。そこで観たので、余計に感動したのかもしれない。こないだの夢を映像化したような、あおいちゃんの可愛さ。しかーし!初めに仕込んどいて、後半ばらすてな落語的手法を恋愛モノに当てはめたら、そら泣くで。仕込んでる時から、泣きそうになったもん。あと大学のキャンパスライフの描き方が、ままごとみたいで笑えた。死を扱うのも安直なような気もする。しかーし!印象的なシーンが多いのと、あおいちゃん演じる主人公の切なさが今でも頭の中でグルグル回っているので、満点パパだ。

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